風邪の引き始めに風邪薬を飲むと効果的な理由とは?
季節の変わり目は、風邪に注意。朝晩の寒暖差も激しいですし、油断しているとすぐに風邪を引いてしまいます。できるだけ風邪を引かないように予防しておきたいものですが、それでも風邪を引いてしまった場合には、早めに風邪薬を飲んでおいたほうが効果的だそうです。今回はその理由について述べていきます。
風邪薬とは
そもそも風邪薬とは症状を緩和するためのものであって、治療のための薬ではありません。また、風邪薬と一口にいっても色々な種類があり、症状にあったものを選ばなければいけません。今は喉用、咳用、悪寒がするとき用、など症状別の風邪薬が市販されていますので、自分にぴったりなものを選ぶと効果的です。
風邪薬を早めに飲む理由
風邪の引きはじめは悪寒がしたり喉がいたくなったりと不快な症状があらわれます。寝込むほどではなくてもだるい状態が続くため、仕事や学校に無理して通うことになりがちです。ですが実はこれは体を痛めつけてどんどん免疫力を低下させているのと同じこと。風邪の治療には体の不調を整えてしっかり休むことが一番効果的です。そのため、悪寒がするなら悪寒対策になる風邪薬、喉が痛いなら喉に効く風邪薬、といったように自分が悩んでいる症状にぴったりな薬を飲みましょう。
薬を飲んで症状を抑えたら、しっかりと休息をとる。これが一番効果的に風邪を予防する方法です。ちなみに風邪薬の多くには眠くなる成分も配合されています。眠気がでると寝つきも良くなりますししっかりと睡眠がとれ、しっかりと体を休ませることができます。しっかり寝て体を休めるという意味でも「風邪を引いたかも」と思った時点で薬を飲むことは有効です。症状を緩和し、体力の低下を防ぐことで自己治癒力を高めるということです。
風邪薬を飲んではいけない場合
ただし風邪の引きはじめで既に頭痛や熱があるときは、風邪薬を飲まない方がいいこともあります。熱があるというのは体内に入った細菌と体が闘っている状態です。細菌は40度以上になるとだいたいが死滅するため、体は体温を上げようとします。このときに解熱成分の入った風邪薬を飲んでしまうと、体温が下がり細菌の働きが活発になり、風邪が長引いてしまいます。なので風邪の引きはじめで微熱がある段階では、薬は飲まない方が良いでしょう。
まとめ
風邪の治療に何より大事なのは、しっかり栄養をとってしっかり睡眠をとることです。風邪の引きはじめに風邪薬を飲んだ方がいいのは、症状を緩和させて自己治癒力を高めるためです。風邪薬を飲んだからといって不摂生な生活をしていると、症状は何も変わらないので注意してください。
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