腰痛の症状により、体を動かせた方が治りの早い場合とは?
当たり前ですが、動いてはいけない腰痛があります。例えば交通事故などで脊椎(セボネ)や腰周辺の骨格を損傷した時は無理をして動いてはいけません。安静にしていなくてはいけません。ギックリ腰は、ほとんどの場合、骨格には損傷がありません。腰周辺の筋肉と靭帯と血管の損傷です。だから痛みを我慢すると動くことは出来ます。しかし患部の血管が損傷して内出血をしているので、その内出血が治まるまでは安静が必要です。
その他の腰痛では90%の人が、自力で診療所に来れる程度の腰痛です。この程度の症状を「腰痛症」と呼んでいますが、この腰痛症の主な原因は腰周辺と足(脚)の冷えと運動不足からくる筋肉疲労です。この章では腰痛症の種類とその治し方を紹介していきます。動いてもいい腰痛症は次のような基準で判断をします。
動かした方がいい腰痛症の状態とは?
1)患部の体温と周辺の体温を自分の手の平で触って比較してみてください。患部が冷たいときは患部の血行不良ので冷えている証拠です。
2)寝床から起き上がるとき、痛くても起き出して体を動かし始めると傷みがやわらいでくる腰痛もあります。それは朝起きるまでは寝返り以外は、体を動かさないので、それが原因で筋肉が縮んで硬くなっているから起き上がるときに痛みがあるのです。
3)2)の結果、筋肉の中の毛細血管が筋肉に圧迫されて、血行不良になり患部が冷えてくるのは運動不足からくる腰痛です。
4)長時間、立ち仕事をしたり、デスクワークで椅子に座っていたりすると痛くなってくる腰痛も2)、3)と同じような原因です。
5)腰の「にぶい痛み」や、「だるい」という場合は慢性的な腰痛を示唆しています。
1)から5)のケースは、いわゆる腰痛症で動いた方がいい腰痛です。
腰痛症は筋肉の筋力低下のため、姿勢を保つ持久力が低下しているのです。筋肉が緊張しっぱなしで縮んで硬くなり、血行不良に陥っているのです。だから体を動かして筋肉をほぐし血行を促すことが大切なポイントになるのです。以上の解説を読んでも、まだ少し動く自信が持てない人は次のような方法で判断してください。
腰が少し痛くても仕事に行ってみた方が良いか?
1)帰宅して痛みの再評価をしてみます。痛みが増していないときは動いても大丈夫ということです。
2)帰宅時や、仕事の途中で痛みが増してきた人は少し動きをセーブするか、もう少し安静養にしてください。
まとめ
動きの基本は「歩く」ことです。人間も動物です。読んで字の如しで「動くもの」です.自転者で行ける処は歩くとか、お買い物は歩いてするとか工夫をして動いてください。お風呂もシャワーだけで済まさないで半身浴でしっかり体を温めてください。
関連記事
-
-
サンマの皮まで美味しい焼き方!パリパリにする方法
秋が旬の魚といえば、皆さんサンマを思い浮かべるのではないでしょうか。サンマといえば、皮はパリパリ、身
-
-
初めての運動会、年少児をもつお父さん、お母さんへ
秋といえば、運動会ですね。この時期はまだまだ、残暑が厳しく暑いとおもいます。台風なども心配されますが
-
-
ゴムパッキンのカビを一度で落とす方法?カビ除去の技!
お風呂掃除で最も難しい箇所といえば、ドアや窓のゴムパッキンのカビ取りを思い浮かべる方が大半ではないで
-
-
紅葉の意外な楽しみ方、見るだけではもったいない!
いよいよ秋本番。気候も良く過ごしやすい季節ですが、やはり秋の行楽と言えば紅葉を見に行くことですよね。
-
-
腰痛と食生活の関係とは?注意することは?
腰痛もちの人は、食生活にどんな注意をはらったらいいでしょうか?この問題を考える前に、腰周辺の
-
-
大晦日特番別歴代視聴率のまとめ、これで安心!
大晦日の夜、多くの方はテレビを見ながらのんびり過ごしています。通常の番組が放映される事はほとんどなく
-
-
カレーの隠し味にリンゴを入れる絶妙のタイミングとは?
カレーは子どもから大人までみんなに人気のメニュー。普通に市販のルーを使えば手軽に作れますし、こだわろ
-
-
【※拡散希望】プールから帰宅し数時間後にベッドで“溺死”した少年。他人事では無い『乾燥溺死』の恐怖!!
夏休み目前、お子さんに「プールに行きたい!」とねだられるパパママも多いことでしょう。筆者の息子も、休
-
-
絶対やりたい、おばあちゃんに喜ばれた忘れられないサプライズ!
誕生日や敬老の日などで、おばあちゃんにサプライズをしようと思うことはありますよね。そんな時、どんなサ
-
-
パトカー 初心者マークは付けるの?高齢者マークも見た事ないのでは!
素朴な疑問が飛び込んできました。警察官にはまだ未成年の職員もいますね。警察官が普段乗るのはパトカーで
- PREV
- 大掃除前にしておきたい準備!これで安心
- NEXT
- 紅葉はいつから始まる?意外と知らない楽しみ方!