紅葉の秋！関東から列車で行ける紅葉スポット集！

秋といえば真っ赤な紅葉が魅力です。絶好の紅葉スポットは全国各地にありますが、関東には列車に乗って紅葉を満喫できるスポットがあるのです。今回は、列車で行ける関東の紅葉スポットを紹介します。

養老渓谷へ行こう！小湊鉄道

千葉県の代表的な紅葉スポットに養老渓谷があります。JR内房線の五井駅から小湊鉄道に乗り換え、約1時間かけてゆっくりと列車を満喫しながら養老渓谷駅まで行きます。養老渓谷の紅葉は11月下旬から12月上旬が見頃です。この時期は夜にライトアップもされているので、昼とはまた違った紅葉を楽しむ事もできます。

養老渓谷にはハイキングコースと温泉があるので、紅葉の中を歩くもよし、温泉に浸かりながら紅葉を見るもよし、お好みで紅葉を満喫できます。また、毎年11月23日にはもみじ祭りも行われています。

トロッコ列車で紅葉を満喫！わたらせ渓谷鐵道

群馬県の桐生駅と栃木県の間藤駅をつなぐわたらせ渓谷線には、2台のトロッコ列車が走っています。このトロッコ列車、「トロッコわたらせ渓谷号」と「トロッコわっしー号」は窓ガラスのないオープンタイプで、直接秋の風に触れて紅葉を楽しむ事ができます。10月下旬に栃木県の足尾駅周辺から紅葉が始まり、1ヶ月かけて群馬県の大間々駅周辺まで紅葉が降りてきます。

それによって、11月のわたらせ渓谷線では、県境を越えた紅葉のグラデーションが楽しめるのです。列車に揺られながら紅葉を満喫したい方は、わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車に乗ってみてはいかがでしょうか。

SLで長瀞へ！秩父鉄道

埼玉県の秩父本線では、紅葉スポットの長瀞をSL「パレオエクスプレス」が走っています。のんびりしたSLの車窓から見る紅葉もまた趣があります。10月下旬から紅葉が始まり、見頃は11月の中旬から下旬です。SLの撮影スポットでもある荒川橋梁は、列車の中から見る景色も壮大で自然の素晴らしさを実感できます。列車から降りても長瀞の紅葉を楽しむ方法はあります。

名物でもある長瀞のライン下りでは、川をゆっくり下りながら船の中から紅葉を眺める事ができます。このように、川と紅葉の絶景のコラボレーションも長瀞の特徴です。他にも、月の石もみじ公園ではライトアップがあるので、夜にも紅葉が楽しめます。

まとめ

紅葉を見ていると、秋の涼しい空気と相まって懐かしい気持ちになりますよね。都会の喧騒から離れた静かな山を染める紅葉の赤には、人々の心を癒し感動を与えてくれる不思議な魅力があります。秋の関東に旅行に行った際には、ぜひ紅葉スポットに足を運んでみてはいかがでしょうか。