腰の痛いときの寝方、起き方を工夫する方法!これで改善!!
腰痛の主な原因は下半身の冷えに原因があります。空調の部屋では下半身は夏でも冬でも同じように冷えます。夏は空調の冷たい空気が温まって部屋の上に上昇し、冷たい空気が足元に滞留します。冬も空調で温めた空気は部屋の上昇し、冷たい空気は夏と同じように足元に滞留します。
下半身は夏も冬も冷えます。特に脹脛〈フクラハギ〉が冷えると血液が心臓に還流しにくくなり。腰、下半身は夏も冬も冷えます。ギックリ腰や腰痛のときの、寝方、起き方を紹介しましょう。
激痛のあるときに効果的な寝方
★ギックリ腰になっている人をよく観察していると、必ず寝方が一定しています。
1)腰の痛い側を下にして、両膝は曲げて腰を丸くして寝ます。これは体の知恵です。この寝方が痛みを最小限に押さえる寝方です。
2)仰向けに寝るときは、両膝を立て、その膝の下の隙間に座布団を二つ折りにして入れて、頭にはいつもより少し高い枕をして寝ます。
この1)と2)は体が指示をする腰の痛みを最小限にする寝方です。とっても楽な寝方です。ぜひ試してみて実行してください。
腰の負担の少ない起き方
★朝、起きるとき何の不安もなくスッと起きれるといいのですが、腰痛の患者さんでは、朝起きる動作そのものが辛い人が多いものです。
1)こんな起き方は絶対NGです。
仰向けに寝たまま、上半身を両肘で支えて起きる姿勢はNGです。腰に相当な負担がかかります。寝ている間に腰や下下肢筋の筋肉が硬くなっていて、最悪のときはギックリ腰を引き起こします。仰向けで寝ているときは、起き上がるときにイラスト・「足の長さを揃える」をして起きてください。
イラストように足を伸ばしますが、ポイントは足の裏が床から成るべく浮かないように伸ばしていき、最後の処で少し力を入れてポンと蹴るようにします。片足を5回位、両足で10回位繰り返します。
2)腰の負担の少ない起き方は、痛みのある側を下にして、一度、身体を横向きにして「腰全体が痛い人は横に向きやすい方(右か左)に向いて」両手を使って体を支えて起きるようにします。
まとめ
ギックリ腰を起こす姿勢で比較的多い姿勢は中腰のときです。腰に不安のあるときはソックスを履くときや,ズボンを履くときは椅子に坐ってはくようにしましょう。東洋医学では腰のことを「肝腎要(カナメ)の腰」と言います。扇の「要」が不具合のなると扇子そのものがダメになります。人間の体も腰が悪くなると体全体がダメになります。肝臓と腎臓はとても大切な臓器です。腰には特別に気を付けてください。
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